脱毛症の種類
脱毛症は、たくさん毛が抜けてしまい、髪が薄くなったり、ほとんどの細く短くなり、頭部全体の本数が少なくなったことをいいます。
脱毛症になる原因は様々で、症状に合わせた治療が必要になりますが、なかなか難しいことがでてきます。
代表的な脱毛症の種類としては、円形脱毛症や皮膚感染症による脱毛、休止期脱毛や男性型脱毛症、毛髪奇形などがあります。
円形脱毛症は、精神的なストレスが原因と思われがちですが、きっかけに過ぎず、自己免疫疾患です。
なぜなるのか、まだわかっていません。アレルギー体質との関連性や遺伝的要因などが疑われています。
皮膚感染症の脱毛は、真菌などに感染することで起こり、初期症状は、かゆみを伴うことが多いくあります。
脱毛症の中では、比較的早く改善できる可能性が高いです。
休止期脱毛は、栄養失調をはじめ、妊娠や出産、薬剤の副作用や内分泌疾患などが原因だと言われています。
男性型脱毛症は遺伝的要因や男性ホルモンの影響、生活習慣などが原因と考えられています。まだはっきりとそのメカニズムが解明されていません。
男性型脱毛症のうち、二十代から三十代にかけて発症するものが「若年性脱毛症」で、四十代から五十代にかけて発症するものが「壮年性脱毛症」と呼ばれています。
男性型脱毛症を“AGA”と略しています。女性での発症ありますが、男性よりも軽症なことが多いようです。
毛髪奇形は名称のように、髪がねじれたり、でこぼこしたり、折れやすくなったりします。
先天的要因と機械的な刺激による後天的要因がありますが、先天的要因の治療は難しいと言われます。